
健康診断の結果で H と赤字でかいてあるとき、ドキッとしますよね。
血糖値で Hとなっていた方は糖尿病になる可能性が高い、もしくは境界型糖尿病(糖尿病予備軍)かもしれません。
では、糖尿病とはどんな病気か、判断基準はどのようなものなのか見ていきたいと思います。
糖尿病の最新診断基準は?
血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの作用不足によって起こります。
糖尿病の発症には遺伝的な要素がみられますが、生活習慣病のひとつです。
多くの場合、食生活や運動不足、肥満などに起因します。
高血糖が何年間も放置されると、血管が傷ついてしまうので心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった糖尿病の慢性合併症になってしまう可能性があります。
まず糖尿病と言われる数値や判断基準について見ていきたいと思います。
判断基準
初期症状
急激に発症するタイプの糖尿病以外は、
発症初期は無自覚・無症状のことがほとんどです。
血糖値が少しづつ上がって健康診断で指摘された時に『Hをみて・・え!』とびっくりする方が多いのはそのためです。また、他の病気の検査などで見つかったりする場合も多いかと思います。
糖尿病初期の自覚症状
上でも述べた通り、血糖値が少し高くても急激に高くなったりしない限り、あまり自覚症状はないと言われています。
私も境界型糖尿病なので時に高血糖の時がありますが、特に具合が悪くなったりというのは感じません。
しかしながら、食後に急激な眠気に襲われる方は要注意かもしれません。
これは『血糖値スパイク』という近年注目されているものなのですが、将来糖尿病になるリスクがある隠れ糖尿病予備軍ともいわれています。
食後に血糖値が急に上がるため、インスリンが大量に分泌されてしまうために一時的に血糖値がぎゅっと上がってぎゅっと急に下がるというまさに上がって下がっての急降下となります。
このことにより、食後に強い眠気や倦怠感を感じてしまう方、イライラしてしまう方がいます。もしご自身に経験がある場合は注意してみてくださいね。
また、血糖値が高いまま放置すると現れる症状は
- 多尿
- 口渇
- 多飲
- 疲れやすい
- 体重減少
などがあります。
初期症状がないうちに、健康診断でHをみつけたら改善できる余地があるので、改善する方法で頑張りましょう!
最後に
糖尿病かもしれない、糖尿病だと診断されている。
そんなかたはすぐにでも生活習慣の改善をしてみては如何でしょうか。
まだ間に合います。失明したり切断したりといった合併症もこわいですし、私もおびえながら暮らすよりは生活環境を少しでも改善していけたらと思っています。